障害物走破・作業マイクロメカニズム
無線と有線が一緒に競技します.


この競技の目的

 円筒,壁,および砂からなる3種類の障害物のある平面を走破するとともに, 作業のできるマイクロメカニズムをめざす.走行性と作業性を兼ね,総合技術の開発を促す.

競技説明

今回、砂場に架ける橋の幅が11mmに狭くなりました。ご注意ください。

図2・3に示す障害物走破ゾーンを最短時間で走破する障害物走破競技と、 図4に示す作業ゾーン上で作業を行わせる作業競技を組合せて同時に行います. さらに有線部門と無線部門を分けずに競技を実施し,優勝マシンを決定します. 無線化した場合,サイズ・重量の制限が緩和されます. さらに,通過点(チェックポイント)の制度を活かすため,チェックポイントにゲートを設けることにします. ゲートの形状等は図3を参照ください. 有線式のマシンは3つのゲートをスタートから順番にケーブルをくぐらせていくこととします. つまり,競技フィールド中ほどからケーブルを伸ばし,あらかじめゲートにケーブルを通しておいてからスタートし、 ゲート通過時点でケーブルがくぐらなくなる様なケーブルの初期配置を禁止します. また,ゲートをくぐった線の状態を操作者が触れて変更することは出来ません. さらに、有線・無線ともに砂の状態を平らに均すことも認められません. 線の状態や砂の状態を操作者が故意に変更した場合,失格になりますので気を付けてください. ただし,小形化を促進するため,幅14mmの一本橋を設け,小型のマシンが有利になる特別処置を設けます. 競技エリア:障害物ゾーンでは図3に示すように,障害物が配置された競技ボード上を,スタート地点から ゴール地点まで走破させます.競技ボード上には, 1.円筒, 2.壁, 3.砂 の3種類の障害物が配置されており,マシンはスタート地点から各障害物 ごとにそれぞれ1箇所の通過点(チェックポイント)ゲートを必ず通過し,ゴールまで移動し,所要時間の短さを競います.

1.円筒:直径50mm, 隣り合う円筒間の隙間30mm, 高さ10mm以上,20mm以下.

2.壁:高さ10mm,幅5mm,長さ225mm

3.砂:通常の公園,幼稚園の砂場にある乾燥した砂,深さ5mm.

4.一本橋:幅11mm,長さ150mm,砂場エリアに渡されます.設置場所は競技開始まで未公開とします.

5.競技ボード:幅300mm,長さ900mm,表面にケント紙貼り付け.

障害物ゾーンでの競技終了後,ただちに作業ゾーンにて作業マイクロメカニズム競技に移ります. 障害物ゾーンのゴールから作業ゾーンのスターティングエリアまで,操作者がマシンを自ら運んで構いません. この際,バッテリーの交換を含む軽微な調整やマシンの整備を行っても構いませんが,計時は継続します. 作業ゾーンは図4のようにすべての目が6のサイコロ(一辺8mmの立方体のサイコロ(重さ0.7gf))が並んでいます. スターティングエリアから出発し,スタートゲートをくぐって競技フィールドに入ります. ただし,有線のマシンは線をマシンやコントローラから外し、線がスタートゲートをくぐらない状態にして競技を 続行することはできません. 制限時間内にサイコロを1の目にして自陣のゴールへ運びます.なお,ゴールエリアで1の目に変更しても構いません. ゴールに入れた1の目のサイコロの数を得点とします.1以外の目のサイコロはカウントされません. なお,今年度から新たな得点方法を追加します.サイコロの上にサイコロを配置し,2段重ねにした場合, サイコロの目にかかわらず4点とします. すでにゴールしたサイコロを2段に重ねても構いません(重ねた時点で4点とします). さらに,サイコロを3段重ねにした場合はサイコロの目にかかわらず8点・・・, n段重ねの場合2n点とします(n≧2). もちろんゴールしたサイコロをn段に重ねても構いません. 作業ゾーン表面はケント紙製で段差はありません.
ただし,有線式のマシンは線がサイコロに触れないように注意し,線が触れることによって相手方のサイコロの 位置や目を変えたり,組み上がたったサイコロの状態を変化させた場合は,競技を中断し,サイコロを元の状態に戻し, スターティングエリアから再スタートしなければなりません. また,試合中に線が絡み,続行が不可能と審判が判断した場合,スターティングエリアからの再スタートを有線の マシンに宣言します. 無線のマシンは中断直前の場所での試合続行が許されます. なお,有線・無線とも試合中に軽微な調整を行っても構いませんが,計時は続行します. その際の再スタートはスターティングエリアとします. なお,操作者はスタートゲートをくぐった線に触れることは許されません. 線の状態を操作者が故意に変更した場合,失格になりますので気を付けてください.
競技時間は障害物走破・作業合わせて3分とします.勝敗はサイコロによる得点のみで決定します. ただし,両マシンともゼロ点の場合は障害物ゾーンでの最も遠いチェックポイントの通過時間の早いほうの マシンを勝ちとします.
競技者の立つ位置は、図4のCenter line の延長線を境に、自陣側のみに制限します.ご注意ください.

条件

(a) 有線と無線でサイズ・重量の制限が異なります.有線の場合は,スタート時の手腕(ハンド・アーム) を含めた大きさは, 最大の状態で15mm*15mm*20mmの直方体内に収めていただき, スタート後は,この寸法 以上あるいは分離も可とし,競技を行います.また,無線の場合は, 20*20*30mm以内(直方体))に収めてい ただきます.走行形式は,走る,はう,はねる等,自由とします.

(b) 有線の場合,外部からのリード線または柔軟なチューブなどでエネルギーおよび制御信号を供給してかまいません. ただし,サイコロの運搬に使用してはいけません.また,本体を直接,空気圧や棒などで押してはいけません.

(c) 審判が操作者を呼び出し,両操作者がそろった時点で競技時間を計時します. 「位置について」の合図後,スタートエリア内にマシンを配置します. 両マシンが配置されたのを見届け2秒たった後,審判は「スタート」を宣言します.「スタート」の合図後は, 軽微な調整を行っても構いませんが,計時は続行します. なお,変形機構を導入したマシンがスタート開始前にサイズ制限を超えた場合,スタートが認められません. 競技時間内にスタートできない場合,失格となります。

(d) 市販の無線送受信装置を使用する場合には相手のマイクロメカニズムとの混信の可能性があります. 十分な対策をとり、混信しないよう工夫してください. 無線送受信装置の混信を理由に,競技を中断することを認めません. 試合時以外はコントローラの電源を切るなど,操作者同士十分配慮してください. もちろん,相手の無線信号を故意に妨害してはいけません. 競技の終わった人は自分のコントローラのスイッチを切ってください.

(e) 自陣エリア内のサイコロをすべて1の目に変え、ゴールエリア内に運んだ場合、相手エリア内に入ることができます. この際,相手エリア内のサイコロを奪って、自得点にすることができますが,相手方ゴールエリア内に 自機(有線のマシンの場合は線の部分も含む)の一部が入ることは許されません. 条件を満たす前に誤って進入した場合, スターティングエリアからの再スタートが命じられます.

(f) いかなる場合も既に重ねられた相手方のサイコロに触れることはできません. 自機(有線のマシンの場合は線の部分も含む)が,誤って既に重ねられた相手方サイコロを崩した場合は, サイコロを元の状態に戻した後,スターティングエリアに戻ってください.

(g)相手マシンの進行を妨害してはいけません. サイコロの争奪戦が始まった場合は,自陣エリア内に居るマシンの行動を優先します.

(h) 順位以外にもアイディア賞,技術賞,芸術賞なども設ける予定ですので奮ってご参加下さい. 希望者にはサイコロの見本を事前にお送り致します.



図2 障害物走破・作業マイクロメカニズム競技の流れ
(図をクリックすると拡大図が表示されます.)


図3 障害物走破ゾーンの競技グラウンド
(図をクリックすると拡大図が表示されます.)


図4 作業ゾーンの競技グラウンド
(図をクリックすると拡大図が表示されます.)



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